「健康日本21」の中間評価では栄養・食生活における数値の改善が見られず、更に、国民健康・栄養調査では、30歳〜60歳代男性の3割以上が肥満であるという結果が発表され、生活習慣病の予備軍は増加傾向にあると言える。
国で新しく掲げた「健康フロンティア戦略」では「生活習慣病対策の推進」と「介護予防の推進」の政策を展開することとしており、また現在見直されている介護保険制度では「予防」という視点が加わり、高齢者の低栄養状態の改善が重視されている。
そこで、愛媛県栄養士会に「栄養ケア・ステーション」を開設し、登録会員の資質向上を図り、専門的に個々人に対応した適切な栄養相談を行い、県民の栄養改善、健康づくりの推進を図り、県民に信頼される栄養士会活動を展開することを目的とする。 |